劇団のしくみ

劇団には大きく分けて、二つに分けられるということは、ほとんどの方はご存知ないかもしれませんね。劇団は、「大規模劇団」と「中小規模劇団」に分けられるのだそうです。

大規模劇団は、専属の団員や、制作部門といったものをかかえています。そして、団長、あるいは劇団の主宰を中心として、劇団の活動は「組織」として機能するようになっています。そのため、法人の形態をとっています。たとえば、大都市や政令指定都市を中心とした地方の主要都市に専用の劇場を持っていることが多く、専用劇場がない都市でも、その土地で劇場やホールを借りたりして、上演を行なったりしています。

一方、中小規模劇団というのは、その名のとおり、サークル的な活動をするものから、法人になっているものまで、ランクはいろいろです。その活動内容としては、本格的な劇作もあります。それに、たとえば児童劇団、芸能事務所が運営している劇団のように、所属団員の育成が中心なものまで、さまざまです。団員やスタッフの数が少ないため、劇団の運営から、脚本の執筆、舞台の演出、出演まで、一人の人間が何役もこなしている場合も少なくありません。ゴールデンキラーズやイナダ組の最初の頃の様子だと、そういった中小規模劇団の典型的な存在といえるのかもしれません。